わたしは生きた獲物を捕らえるが如く 男を沼の底から誘い出す エサはわたし自身だ 沼のドロで汚れた手と唇で わたしはまた汚される 次々に、這い出してくる獲物たち わたしは拒むことなく汚されることを 自分自身を痛めつけるように 受け入れる また、今日も…
12年前のまま、その時のままだった。 彼の顔は忘れもしない。 77号室に、水浸しの私が 絨毯のひかれた階段を駆け上がっていく、 後ろからはしんちゃんが追いかけてくる。 必死で逃げようとするが 私は力尽きてしまう。そして、犯される。 12年前の彼には会え…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。