あるがままに。

二重生活

陳腐な私の物語

 

とても穏やかで優しい人。

 

終わりが見えてきた頃。

 

でも私その人を前にしたら

何も言えなくて、

 

 

言いたいこと。

何も言えなくて、

それっきりでした。

 

私の大切な人は

どうしていなくなっていくのかなって

なんで私は取り残されるんだろうなって

考えても

考えても

モヤモヤするばっかりで

そんなこといつも考えてるから

人ともうまく付き合えない。

私の、深いところは、、、、、、

何か、いつも空っぽのまんまで。

 

 

 

あなたと会って

でも

やっぱり深いところは、、、、

空っぽのまんまで

そういうの伝えたいけど

どう伝えたらいいのかも

わからなくて伝えられないまま一緒にいて、

自分と空っぽの部分が

埋まったような感覚があって

空っぽが何か埋められるんじゃないかって、

 

だから

まだこのままでいたいんです。

 

 

なんて

 

ハァ

 

陳腐な私の物語。

ありふれている。

少しも面白くない。

1人で苦しんで、

すがるものがないから、

同情してほしいって魂胆 笑笑

同情させて、

人と人との絆で理解しようとか言うのか?

そんなこと、

そんなことできるわけないだろ。

この世界に満たされている人間なんて、

1人もいないんだよ。

人間が何のために生きてるかだって??

そんなこと私に分かるわけないでしょ?

さっき聞きたかった事は?

 

 

私が自分で考えるべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

忙しいのにごめんね

私たちなんで一緒にいるんだろう? 

あのねなんか私たちおかしくない?

何のせいだろう

これからはもっと

 

 

 

あなたの写真をなぞる

あなたの輪郭をなぞる

左手の人差し指で。

でももうそこにはいないんだ。

隣にいたあの人はもういないから

人間の実在に関する意味と言うものやらを

一緒にいたかった人、

あなたが一緒にいたかった人、

取り戻せない最期。

毎日その人のことを思い出しますか?

笑顔であったり声であったり後ろ姿であったり一緒に洗濯物を干したりたたんだり

抱きしめて、キスして、感じてる姿や、

お料理してる姿、一緒に買い物に行くこと、

そばにいること、

おかえり・ただいま・いただきます・ごちそうさま

お風呂一緒に入ろう?とか思い出しますか? 

 

情熱、意志を知ることそれは人間の根本なのかもしれない。